少しずつ成長するのだ


by atthe7242

柔らかな頬

相変わらず、僕は小説をなかなか文庫版でしか買えない、貧乏人なんですな~。

とりあえず、自分なりの評価(おこがましいか・・)を書きたいと思います。

桐野夏生さんの作品で他の作家の人と違うと思う点は、登場人物への感情移入をさせようというのではなく、その世界をあくまで読者としての立場ながら、その場に入れるような錯覚を持たせるような作家だと思います。

自分、馬鹿なんで、単語の意味とかわからないこととかあるんですけど、それども小説に浸れるのだから、やはり桐野さんの力はすごいと思うのです。

内容はといえば、スカッとしたミステリーを読みたい方には不向きでしょうね(スカッとしたい人が、桐野夏生作品を読むとは思えないが・・)。でも、結構すがすがしい空気感はあると思う。
すごい矛盾した表現になるんだけど・・。

例えて言えば、高原で食べるケーキみたいな?全然うまくない表現ですね(汗)
どちらかといえば、そのものの味としては、重たいんだけど、その周りに漂う空気感はとても透明みたいな?ん~、今まで書いてきた小説の中で、一番表現が難しいかも。

ここが、こうだからお勧めできる!という点は無いんだけど、ぜひとも読んでみてほしい作品であります。はい。



人は一人では生きていけない孤独な存在?


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by atthe7242 | 2004-12-23 18:54 | 小説